会計事務所はM&A業務にどう関与していくべき?プラットフォームの活用で士業が活躍する時代へ

まずは「譲受主体」として顧問先にM&Aを意識させる
9月5日(火)に日本M&Aセンターが主催する、『士業はM&A業務にどう関与していくべきか』を考えるセミナー
のトークセッションに登壇させていただくこととなりました。
『BATONZを活用して士業が活躍する時代へ』というテーマにてパネルディスカッションに参加させていただきます。

もともと弊社は税理士法人内のM&A事業部として事業承継支援を進めてまいりました。
税理士法人・会計事務所へのご相談は多岐に渡りますが、事業承継に関する内容は最もデリケートかつ重要なものであり、
独立したM&A事業部が存在することは顧問先の将来的な安心感を生むものと考えています。

昨今のバトンズをはじめとしたM&Aプラットフォームの隆盛によりM&Aは従来に比べて遙かに手軽でスピーディーなものとなりました。
しかしながら、「M&Aは難しい」、「うちには関係ない」というイメージはまだまだ根強く残っています。
そんな中で、まずは「他人事」としてM&Aに触れていただくことが、顧問先の意識を芽生えさせる最良の方法ではないでしょうか。

先日、会計事務所の顧問先の成長支援・継続支援サービスを目的とした、「B CASS」がバトンズよりリリースされました。
会計事務所のサービスとして展開でき、「M&A案件情報」「M&A買収で成功するためのノウハウや事例動画」「補助金・助成金情報」など
経営者の役に立つ情報やシステムを搭載しており、顧問先が自由に利用できます。
またニュースレター機能で顧問先への定期的な情報発信ができる他、チャット機能を使いスピーディーなコミュニケーションが可能となります。
(すべて以下の紹介ページより引用)
【https://batonz.jp/lp/bcass/】

こちらを積極的に提案できるポイントは、顧問先があくまで「譲受主体」として利用できるシステムになっていることです。
M&Aの事例に触れることや、実際の案件情報を目にすることで、自社の成長戦略にM&Aを検討することができるようになります。
一方で、後継者問題に悩んでいらっしゃる経営者様ならば、その知識を自社の事業承継に置き換えて検討されることでしょう。

現在、様々な会計事務所の先生方とこのB CASSを通じて協業させていただく流れをつくっております。
※B CASSを経由し具体的なご相談があった際に、弊社が専門家としてアドバイスをさせていただきます。
導入の手間がほとんどかからないサービスです。今後もB CASSを活用して支援の輪を広げてまいりたいと思います。